他のプログラミング教室と何が違うのか？ その２

プログラマー、システムエンジニア時代に習得したプログラミング言語は、そんなにたくさんあるわけではなく限定的です。
ただし、今どきのプログラミング言語の基礎になった言語はだいたい学んでいるため、各言語への応用も問題ない状況です。

プログラミングを職業にすると、プログラムを学ぶ段階ではピンと来ていなかったことも、すべてがつながっていくのです。それを受講生にフィードバックしたいと思っています。

多くのプログラミングスクールでは、高校や専門学校でプログラミングを学んだ方か、必要に応じてプログラミングを学び、指導に当たっておられる方が多いようです。
テキストや指導要領のことを教えるにはそれで何も問題はありません。
ただ、その先にあるもの、そこはどこにも書いていない部分なので、実戦経験がものを言うシチュエーションかと思われます。

例えば、前回も触れたデバッグについて。
作ったプログラムがうまく作れない場合の対処方法などは、たぶん一緒になっておかしい箇所を、コードを最初から追いながら探していることでしょう。
私の場合も当然ながら一緒には探すのですが、まず、探す前にあたりをつけます。
どこの動きがおかしいかという観点から、その動きの部分はどこか、まずそこから探すのです。
もちろん、そういった指導をしている教室は多いとは思いますが、私の聞いた範囲ではできていない教室が多かったのも事実です。

そのほかにもいろいろあるのですが、それは教室で体験を受けた際にでも聞いてください(笑)

プログラミング教育で教えないようなプログラマーなら知っていること、実はいっぱいあるのですが、これは企業秘密ということにしておきましょう。
ヒントだけでも書くと皆さんに真似されるだけので・・・。

といって、もったいぶっても仕方ないので、あまり指導内容に関係なさそうな点をひとつ。
テキストプログラミングを学習している人たちによく言うこと、それは「楽をしなさい」ということです。
プログラマーは楽をするためにはコピペを多用します。似たようなプログラムから変更して新たなプログラムを作ります。これを教えちゃいます。
「そんなの教えちゃダメでしょうが！」
という声が聞こえてきそうですが、それでいいんです。
だって、コピーして使えるものかどうか、元のプログラムのどこが使えてどこが使えないかを理解すれば、プログラミングの理解はとても深まりますよ。

まあ、賛否両論あると思うので、ここまでにしておきます。